相手も人間であるがゆえのギャップ

介護職というものを事前に、情報として知っていたとしても実際に仕事をするとなると話は別です。
そこで問題になるのがいざ働いてみたときの現実と理想とのギャップであることでしょう。

まず仕事としては利用者の介護などというのが一般的ですが、その仕事は画一的に行えるものではありません。理想を言えばきっちりと自分の仕事の範囲を時間通りにこなすという当然のことなのですが現実は自分と同様、相手も人間であるということを思い知らされることがままあります。

気に入っていただけるならば物事はスムーズに運び、笑顔で対応して流れるように勧めることができるのでしょうが、問題はやはり人と人であるがゆえのちょっとした感情などのすれ違いです。ささいなことでこの人だから嫌だ、などと相手に思われてしまうとどうしてもぎくしゃくしてしまいがちです。そこで立ち止まり、こんなにも現実はつらいのかと思うともう仕事としては難しくなってしまいます。

相手に嫌がられているからと態度を硬化させてしまうのではどんどん悪化していきます。ですからあくまでこれが現実であり、むしろその現実をよくしていくのことがこの仕事をやっていくために大切なことなのだと思うことが必要です。

介護は無機質なものではなく、人と人の関わり合いでできています。目線を同じくしてきちんと相手のことを思い、心からの笑顔を浮かべて仕事に取り組んでこそ、お互いに良好な関係が築けることでしょう。

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